こんにちは、みよし(@yuyampt)です。
僕は理学療法士6年目ですが、この6年間で自分の臨床での悩みをたくさん解決してきました。
働く上で大事にしていることは人それぞれですが、僕の場合は臨床での評価、治療について考えを広げて深めていくことを最優先にして考えてきました。
だから、今回僕が臨床で大事にしているポイントを1つの記事にまとめてマニュアル化しておこうと決めました。
この記事がこれから理学療法士として働く、または働いている人に役立つ臨床力アップマニュアルとして機能することを願っています。
それでは、僕の臨床で大事にしているところを順に解説していきます。
臨床力アップ①関節可動域制限の評価、治療編
関節可動域制限の評価、治療ができるようになると、
変形性膝関節症、股関節症、足関節疾患など様々ですが、ROM制限で悩んでいる人のQOL向上に大きく貢献できます。
この分野を得意にしておくと、臨床がとても楽しくなることも付け加えておきます。
ここでは関節可動域制限の評価、治療が得意になるまでのステップをまとめておきますね。
関節可動域制限のメカニズムを知る
まずは、なぜ関節可動域制限が起きるのか?を知ることが大事です。
どれくらいの期間があると関節可動域制限が生じるのか?
どこの組織が原因で関節可動域制限が起きるのか?
こんなことを知ることがまず必要です。
詳しく知りたい場合は下記の記事を参考にしてみて下さいね^^
【超初心者向け】関節とは?関節の種類、構造について簡単に解説
関節可動域制限の評価手順を知る
関節可動域制限のメカニズムや関節についての理解が深まったら、評価方法を学んでいきましょう。
関節可動域制限の評価でとても大事になるのが触診技術です。触診技術を高めるのにめちゃおすすめの本は断然、運動療法のための 機能解剖学的触診技術 下肢・体幹です。まだ持っていない場合はぜひこれを機会に購入しておくと良いですよ。
触診技術を磨きつつ、各関節の可動域制限の原因となっている組織を知ることも必要になります。
各関節に共通する制限因子をまとめ
関節可動域制限の原因の分類まとめ!これを読めば面白いほど可動域制限が改善できるようになる!
防御性収縮に対する評価、治療アプローチ!膝関節屈曲制限を改善する方法を紹介
膝関節の可動域制限の原因、評価、治療
膝関節屈曲可動域制限の評価・治療アプローチ〜原因の把握と改善方法〜
股関節の可動域制限の原因、評価
股関節屈曲可動域制限の原因と評価、治療アプローチ!動作との関連も簡単に解説!
足関節可動域制限の原因、評価
足関節の可動域制限の原因は前脛骨筋や腓腹筋だけじゃない!足関節の可動域制限の原因と改善方法まとめ!
関節可動域制限の効果的な治療方法を知る
関節可動域制限の原因と評価方法を知って特定できるようになったら、効果的な治療方法を知ってできるようにすることが大事です。
治療手技がイマイチではせっかく評価はできても改善できません。
組織のマッサージ、リリースの方法を随時アップしていきます。
臨床で効果が出て得意になる!マッサージ、リリースのコツを紹介!
【筋膜リリースのやり方】筋膜リリースにかける時間、効果のある押し方を紹介!
ROM改善が得意になる!膝関節可動域を改善する癒着、組織の柔軟性の評価・治療方法を紹介!
【足関節底屈制限改善】kager’s fat padの柔軟性を改善したい時に読む記事
【膝関節伸展可動域改善】筋収縮を利用した癒着、滑走不全の改善方法
膝蓋上嚢と大腿四頭筋停止部の硬さ・滑走不全を改善する具体的方法
臨床力アップ②筋力評価、治療編
次は筋力評価編です。
筋力評価は基本的にはMMTで評価すると思います。
まずは、MMTの評価のポイントを紹介します。
筋力評価MMTのやり方、ポイント
理学療法士を目指す学生が知っておきたい筋力評価のポイント!股関節屈曲筋力の評価、活動面との関係を紹介!
学生のうちに知っておきたい筋力評価(MMT)のポイント!股関節外転の代償動作の見抜き方!
MMT以外で筋力を評価する方法
MMTでもある程度筋力評価をすることは可能です。
でも、MMTには限界があります。そこで僕なりにMMT以外で筋力評価をする時に使えるポイントを紹介しておきますね。
MMT5だから問題なしは間違い!?筋力はMMTだけでなくココで判断しよう!
臨床力アップ③動作分析編
動作分析をできるようにしたい人も多いはず。
僕も動作分析が得意になりたくて毎日奮闘していました。
パッと人の動きを見ただけで問題点が頭に浮かぶ。これが理想ですよね。
それを可能にするための方法をこれからまとめていきますので、楽しみにしていて下さい。
まだコンテンツが少ないのでこちらも増やしていきますね。
【歩行分析に役立つ】片脚立位、片脚スクワットを安定してできる事の重要性
【姿勢評価】姿勢を見るだけで問題点の把握に繋げる具体的方法!
臨床力アップ④運動療法編
評価がうまくできるようになったら、理学療法士の武器となる運動療法のバリエーションも増やしていきたいですよね。
新人の頃は運動療法のバリエーションが少なくて困っている人も多いはず。
昔の僕はそのうちの一人でした。
鍛えたい筋肉は分かっているんだけど、どう運動をしてもらえばいいのかわからない、、、。
そんな悩みを解決するためにこれから臨床で使いやすい運動療法をたくさん紹介しますよ^^
随時アップしていきますのでブックマークしておいて下さい!
股関節周囲筋機能改善に使える運動療法
股関節周囲筋の機能改善に役立つエクササイズを動画でサクッと解説しているので下記の記事からチェックしてみて下さい^^
中殿筋、腸腰筋、大殿筋を一度に鍛える『フロント&バック 』臨床でめちゃ使えるから試してみて^^
股関節周囲筋のマッスルバランスの調整に使えるピラティスエクササイズ『サークルズ』を紹介!
運動療法として臨床で使いやすいピラティスエクササイズ3選!エクササイズの効果と注意点を解説!
ピラティス『アップ&ダウン』やり方とコツ!ヒップアップ(大殿筋、中殿筋)によく効くエクササイズ
体幹のスタビリティーを作りたい時に使える運動療法
代償動作が出がちな四つ這いでのエクササイズの時の運動指導のポイントを動画で解説しています↓
四つ這い姿勢の運動指導のポイント!代償動作を見抜いて狙い通りの効果を引き出そう!
シングルレッグストレッチは腹部の筋力強化、腹圧を高めつつ、下肢を動かす練習をすることで体幹のスタビリティーを高めることができるエクササイズです↓
体幹の柔軟性改善、筋力強化に使える運動療法
ロールアップはやや難易度が高いエクササイズになりますが、外来の方ならできると思います。
脊柱の柔軟性改善をしつつ、腹部の筋力強化に使えるエクササイズです。
臨床力アップ⑤疼痛評価、治療編
疼痛評価、治療はできるようにしておくと、今後めちゃ役に立ちます。
もし、あなたが自費診療も視野に入れていきたい場合は更に必要なスキルになりますね。
病院で理学療法士をしていると、腰痛や肩こりなど痛みに悩まされている患者さんはたくさんいます。
痛みが原因で離床が進まないケースはとても多いので、疼痛評価、治療スキルを身につけておくとあらゆる場面で役に立ちます。
ROM改善スキルうや疼痛治療スキルが身につくと、外来の患者さんにとても喜ばれます。
今まで薬でだましだまし痛みを我慢してきたけど、リハビリに来たら1日で治ってしまった!なんて人を自分の治療スキル次第で増やすことができます。
痛み・疼痛評価で悩んでいませんか?疼痛評価の手順、原因の特定方法を解説します!
このページはこれからどんどんコンテンツを増やして、理学療法士としてスキルアップに役立つ完全マニュアルにしていくつもりです。
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