【足関節底屈制限改善】kager’s fat padの柔軟性を改善したい時に読む記事


こんにちは、三好です。僕は総合病院で働いていますが、足関節底屈制限を抱える方をこれまで多く担当してきました。今となっては足関節底屈制限の改善に関しては任せてほしいと言えるくらい得意な分野となっています。

 

先日に下記のTweetをしました。

 

 

踵骨上部にある脂肪体kager’s fat padですが、底屈制限に関わる部位としては長母指屈筋領域の割合が多いように思います。ここが硬いと踵骨がうまく滑らず動きが制限されます。

 

今回は足関節底屈制限の改善に重要なポイントであるkager’s fat padについて解説していきます。

 

足関節底屈制限とkager’s fat pad

 

 

MIYOSHI

解説する事

  • kager’s fat padの概要
  • 領域別にみることが大事
  • 足関節底屈制限の大きな要因
  • 動画にて解説

 

順にみていきます。

 

kager’s fat padの概要

 

kager’s fat pad(ケーラー脂肪体)は脂肪組織

 

kager’s fat padはケーラー脂肪体とも呼ばる脂肪組織です。

足関節の後方、踵骨の上方に位置します。

 

大きい組織

 

kager’s fat padはとても大きい脂肪組織です。

 

そのため、可動域制限に関わる割合も大きくなります。膝関節の膝蓋下脂肪体も膝関節の制限によく関与しますが、kager’s fat padの方が体積が大きく、踵骨にすぐ隣り合うかたちで位置していますので、可動域制限に関与しやすい組織と言えます。

 

領域別にみることが大事

 

足関節理学療法マネジメントより引用

 

領域別にみる事が大事です。

kager’s fat padは領域別にみる事ができ、役割が違います。

 

底屈制限に関わりやすい領域

 

長母指屈筋関連領域は足関節底屈制限に関与しやすいです。ここが硬くなる事により踵骨の滑りにくくなり、踵骨の動きが制限されます。

 

確認方法

kager’s fat padを触診しながら踵骨を動かす。張ってくる感覚があれば関与している可能性が高い。特に長母指屈筋関連領域は要チェック。

 

足関節底屈制限の大きな要因である

 

底屈制限に大きく関与します。

 

足関節底屈運動をする際は踵骨の動きが大事になります。踵骨は足部の骨で1番大きいので、影響も大きいです。

 

踵骨の動きが制限される事で関節可動域も制限されます。その踵骨にくっつくようにkager’s fat padは位置しています。この脂肪組織が硬くなっていると踵骨が上方に滑る事ができず、足関節底屈運動が困難となります。

 

動画にて解説

 

 

 

kager’s fat padの柔軟性を改善する

 

 

リリースして改善する

 

リリースのポイント
  • 時間は30秒−60秒かけること
  • タッチはソフトタッチで痛みを感じないor少し感じる程度

 

自動運動で改善する

 

脂肪組織の硬さを改善したら足関節の底背屈運動、内外反運動を行い、組織の動きを出していきます。

 

自動運動で筋収縮も促してあげて脂肪組織周囲の滑走不全を改善していきましょう。運動を繰り返す事で循環不全も改善し柔軟性が出てきます。

 

今回は以上になります。足関節底屈制限に大きく関与する部位になりますので、ぜひチェックしてみてください。最後まで読んで頂きありがとうございます!

 

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2018年8月19日