ピラティス

ピラティスの側臥位のニュートラルポジションの作り方!

三好 裕也

理学療法士・整体師・ピラティスインストラクター。藤沢市「Miyoshi整体サロン」代表。痛みやコリ、関節可動域改善が専門です^^ →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

今回は、ピラティスの側臥位のニュートラルポジションについて解説していきます。

 

ピラティスの側臥位のニュートラルポジションはサイドプランクやアップ&ダウン、フロント&バックといったエクササイズをする際にとても重要になります。ニュートラルが作れていない状態でエクササイズをしても狙った筋肉を鍛えることができないのでせっかく時間を使ってエクササイズを行ってもヒップアップなどの効果が出にくくなってしまいます。

 

エクササイズの効果がしっかりと出るようにニュートラルポジションをマスターしましょう!

 

側臥位のニュートラルポジションの作り方

 

 

側臥位のニュートラルポジションの作り方を順を追ってみていきます!

 

頭の下に手で枕を作る

 

 

頭の下に手で枕を作りましょう。枕を作ったら頭を乗せますが、その時に頭が前に出過ぎないようにあごを軽く引いて首の後ろを伸ばすようにしてください。頭が前に出てしまっていると綺麗なニュートラルポジションが作れません。

 

骨盤、体幹を調整する

 

 

骨盤は両側の上前腸骨棘を結んだ線が床と垂直になるように立てておきます。このポジションが崩れないように注意してください。

 

 

上前腸骨棘は骨盤の前のでっぱりの部分です。お腹の下あたりを辿っていくとでっぱっている骨が両端にあるので探してみてください。

 

 

この時両側の上前腸骨棘と肩峰を結んだ時に長方形になるように意識しておくと体幹のニュートラルポジションが保ちやすいです。

 

足の位置を調整する

 

 

足は下の足の真上に来るようにしておきます。この時に少しだけ上の足を滑らすようにして伸ばしておきます。こうすることによって骨盤がよりまっすぐになり、体幹のニュートラルポジションが作りやすくなります。脇腹の部分に空間を作るイメージを持って頂くとよりわかりやすいです。

 

側臥位のニュートラルポジションの注意点

 

注意点はいくつかあります。

1番大事なのは、体幹と骨盤の位置関係で、骨盤が倒れていたり、体幹が捻れている状態を無くす事です。

 

 

骨盤が後ろに倒れたり、前に倒れたりしないように注意しましょう。

 

まとめ

 

今回は側臥位のニュートラルポジションについて解説しました。

 

側臥位のニュートラルポジションは体幹と骨盤の位置関係を整えておく事が大事です。

 

側臥位のニュートラルポジションの感覚を掴み、ポジションを保ったままエクササイズをする事で狙った筋肉を確実に鍛える事ができるようになります。ニュートラルポジションが崩れていると狙った筋肉が鍛える事ができなくなります。

 

今回紹介したポジションをカラダに覚え込ませて、ニュートラルポジションを保ったままエクササイズをできるようにしていきましょう!

 

側臥位のニュートラルポジションができるようになったら、側臥位のエクササイズを行っていきましょう。側臥位のエクササイズでやりやすいのはアップ&ダウンです。アップ&ダウンは主にヒップアップに効果的なエクササイズで中殿筋を鍛えることができます。

 

こちらの記事で詳しく解説しています↓

 

ピラティス『アップ&ダウン』やり方とコツ

 

ニュートラルポジションをしっかりと作って行えば数回でバッチリ効きますのでぜひ試してみてください。

 

今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

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三好 裕也

理学療法士・整体師・ピラティスインストラクター。藤沢市「Miyoshi整体サロン」代表。痛みやコリ、関節可動域改善が専門です^^ →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

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