こんにちは、みよし(@yuyampt)です。
今回は膝関節屈曲制限に関わる腸脛靭帯、前外側靭帯(ALL)について紹介します!
膝関節屈曲制限を見るときに、膝関節の外側の組織の評価をしていますか?
ここ、案外評価を忘れがちなんですよね〜
でも、膝OAの方は結構外側の組織が硬くなっている場合が多いんです。
そして膝関節屈曲制限の原因となっていることがよくあります。
ここのチェックを忘れているために制限を改善できない場合もあると思いますのでこの機会に再度確認しておきましょう^^
膝関節屈曲制限の原因となる腸脛靭帯、前外側靭帯の癒着、硬さを評価しておこう
動画で解説してみたよ
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腸脛靭帯の停止部
写真は右膝の外側ですが、腸脛靭帯の停止部。ここが硬くなっているケースは結構多いです。
前外側靭帯(ALL)
腸脛靭帯のさらに深層にある前外側靭帯(ALL)この靭帯も大腿骨と脛骨をつなぐ靭帯なので硬くなっていると屈曲制限に関わってきます。
腸脛靭帯と前外側靭帯の癒着
この二つが癒着していてより硬くなっていることが多いです。
実際、僕が担当している患者さんはここが硬くて膝屈曲制限が起きていました。
合わせて膝蓋支帯、大腿二頭筋との癒着もないかどうかみておきたいですね。
腸脛靭帯、前外側靭帯の癒着、硬さを治療して膝屈曲制限を改善してあげよう
腸脛靭帯、前外側靭帯のリリース
膝の外側を触診して、癒着や硬くなっているポイントを見つけたら、直接リリースしていきましょ。
腸脛靭帯は大きいので触診しやすいです。
腸脛靭帯を触診できたら、その深層にある硬くなっている前外側靭帯もよく動かしてあげてください。
関節運動と合わせて癒着を剥がす
ちょいとダサい格好になっていますが、短パンは寒かったので許してくださいw
膝関節の屈伸運動をしてもらいながら腸脛靭帯、ALLの硬くなってる部分を押圧してリリースしていきましょ。
関節運動を合わせるとめちゃ硬さが改善しやすいのでオススメの方法です。
超音波も有効
超音波も有効です。
3MHzで7分程度当ててあげると、かなり組織が柔軟になります。
痛みも軽減するので、リリースがしやすくなりますよ。
硬さの度合いが強い方や痛みを感じやすい方には超音波を当ててからリリースするのがおすすめです。
最後に
膝関節屈曲制限に関わるポイントはまだまだあります。
これからも動画や記事で紹介していきますので、今後ともよろしくお願い致します!
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それではまた明日!