どうも、みよし(@yuyampt)です!
内外側膝蓋支帯を評価、治療していくときに気をつけておきたいことを記録しておきます。
最近内外側膝蓋支帯の硬さが原因で膝屈曲制限がおきている人を担当しています。
なので、パテラ周囲を評価する機会が多いんですが、膝蓋支帯を見ていくうちにあることに気づきました。
膝蓋支帯って結構範囲が広いぞ?
ってことなんです。
今まで担当してきた方の場合、パテラの周囲にアプローチして楽々膝の制限が改善できたんですが今担当している方の場合そう簡単にいきそうにない。
膝蓋支帯が広範囲に渡って硬くなっているんです。
膝蓋支帯がどの程度の範囲に分布しているかは動画で解説しましたので見てみてください。
内外側膝蓋支帯の分布、評価治療で気をつけたいこと
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膝蓋支帯は範囲が広い?
このお方(膝蓋支帯)、あんまり意識していなかったんですがかなり広範囲に分布していることに気づきました。
膝の内側、外側をぐるっと覆うようにして付いているんですね。
膝の内側でいうと、この辺りまではチェックしておいた方がいいですね↑
だからパテラすぐ内側、外側だけじゃなくてパテラから離れた部分もしっかり柔軟にしていかないと膝蓋支帯がうまく動いてくれないんですよね。
今まで担当した方はそこまで硬くなっていなかったので、広範囲にアプローチしなくても改善できていたんですが、今回の方はめちゃ硬いので、広範囲へのアプローチが必要でした。
今、毎日コツコツ頑張ってるところです!
膝蓋支帯の柔軟性改善には超音波療法が有効!超音波は神様
膝蓋支帯の柔軟性改善には超音波療法が有効です。
3MHzで7分間当ててからリリースすると、痛みをかなり抑えた状態でリリースすることができます。
個人差はあると思いますが、硬くなっている膝蓋支帯をリリースしようとすると痛みが出やすいです。
今担当している方はめちゃめちゃ痛いようなので、超音波を当ててからリリースしています。
あれだけ痛みが出るし、リリースするのに時間がかかっていたのに、7分当てただけで全然リリースのしやすさ、痛みが劇的に良くなるので『超音波は神様』だと思っています。
今回の教訓。膝蓋支帯は広い範囲で評価、治療すること
膝蓋支帯の範囲はめちゃ広い。
パテラ周囲は広く評価して、アプローチしていくことで膝関節の屈曲制限の改善につなげることができると思います。
それではまた次回。
訪問ありがとうございます^^