科学的根拠に基づいた脳に良い習慣がわかる本『脳を最適化すれば能力は2倍になる』レビュー

三好 裕也

日本の理学療法士・ピラティスインストラクター。藤沢市の整体ピラティスサロン「Miyoshi整体サロン」を運営。YouTube登録者8万人突破! →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

こんにちは、三好(@yuyampt)です。

 

今回は、科学的根拠に基づいた脳に良い習慣がわかる本『脳を最適化すれば能力は2倍になる』を紹介したいと思います。

 

『脳に本当に良い習慣を身につけたい!』『良い習慣を身につけて充実した1日を過ごしたい!』と思った事はありませんか?

 

僕は毎日を充実させて過ごしたい欲が強い方なので、結構この類の本は読んでいます。

 

その中でもとてもわかりやすく、日常に取り入れやすい物がまとまっていてためになるな〜と感じたのが『脳を最適化すれば能力は2倍になる』でした。

 

[box class="blue_box" title="オススメしたい人"]

  • 毎日を充実させてメリハリのある1日を送りたい人
  • やる気がなかなか出ない、モチベーションアップしたい人
  • 集中力をあげて作業をしたい人
  • 毎日の疲れをしっかりリセットしたい人

[/box]

 

におすすめの内容になっています。

 

僕はこの内容に大きく当てはまったのでこの本を読んでから大きく行動を変える事ができました。

 

当てはまった方は本当におすすめなので読んでみてくださいね↓

 

 

下記から本の概要、僕が学んだ事を紹介します。

 

『脳を最適化すれば能力は2倍になる』の目次

 

 

 

目次は上記の通りです。

 

『脳を最適化すれば能力は2倍になる』概要

 

 

この本は、脳内物質の働きをわかりやすく知ることができて、脳内物質をうまく利用する事で脳の働きを最大限に生かして過ごす事を可能にしてくれる本だと思います。

 

脳内物質にはドーパミン、アセチルコリンなどがありますが、脳内物質がしっかり働くことによってモチベーションが上がったり、ひらめきが生まれたりするわけです。

 

脳内物質について知り、それをうまく利用する事ができれば、自分でモチベーションをコントロールしたり、ひらめきが生まれやすいように行動したり、疲労が回復しやすいように行動する事ができるようになります。

 

これを知っているのと、知らないのでは生活の質が大きく変わります。

 

脳内物質を使いこなして生活を変える方法を教えてくれるのが『脳を最適化すれば能力は2倍になる』だと感じています。

 

 

『脳を最適化すれば能力は2倍になる』から学んだ事

 

 

僕がこの本から学んだ事の一部を紹介します。

 

モチベーションアップにはドーパミン

 

 

まずは、モチベーションを上げるためのテクニック。

 

「幸せになる方法=ドーパミンを出す方法」でもあります。こうしたことからドーパミンは、「幸福物質」とも呼ばれます。

 

この本の中でドーパミンは「幸福物質」だと紹介されています。

 

ドーパミンをうまく利用することによって、幸福を感じて、それがモチベーションに変わります。

 

『幸福を感じるために行動する』ようにうまくサイクルを回すようにすると、ドーパミンをうまく使う事ができるようになると言うイメージです。

 

具体的な方法が紹介されていたので、一部紹介します。

 

ドーパミン仕事術の7ステップ

  1. 目標設定
  2. 目標達成をイメージ
  3. 目標を繰り返し確認
  4. 楽しみながら実行
  5. 目標を達成したらご褒美
  6. すぐに高い目標を設定
  7. くり返す

 

 

 

こんな形で具体的に達成できるちょいムズの目標を設定して、目標を繰り返し見返して確認しながら楽しんで実行していく。

 

目標設定をうまくするだけでドーパミンが出て、モチベーションが上がるようです。確かに目標があるとやる気が出ますよね。

 

達成できたときの自分への『ご褒美』を用意しておくのもドーパミンを分泌させやすくするために大事なところだと紹介されています。

 

僕もその通りだと思います。

 

一日の最後に楽しみを用意しておくと、モチベーション上がりますよね。

 

あとは休日に楽しみがあると、「楽しみのために頑張ろう」と思える状態。あれがドーパミンが分泌されている状態なんだと思います。

 

集中力アップにはノルアドレナリンをうまく使う

 

 

ノルアドレナリンが分泌される事で心拍数は高まり、脳や骨格筋に血液が行き渡ります。「闘う」にしても「逃げる」にしても瞬発的な行動がとれるように脳と身体を準備状態に持っていく、それがノルアドレナリンの役割です。

 

このようにノルアドレナリンについては解説されています。

 

恐怖やプレッシャーを感じたときにノルアドレナリンは分泌されて、脳や身体を戦闘状態に持っていくんですね。

 

このノルアドレナリンをうまく利用する事で、集中力をあげる事ができるって事が紹介されています。

 

 

僕がこれを日常に応用できると考えたのは、時間制限を作る』ということです。

 

僕の場合、何をするにも『時間制限』がないとダラダラ過ごしてしまいがちです。

 

そこで『何時までに終わらせる』『1時間で終わらせる』と時間制限を作って、自分にプレッシャーをかけてノルアドレナリンを利用して集中力を上げて作業に取り掛かれるようにしたらどうかと考えました。

 

毎日『時間制限を作って作業をする』という事を続けてみた結果、かなりできる事が増えた事を実感しています。

 

これは『ノルアドレナリンをうまく使えた』から集中力が増して作業を早く行えるようになったんだと思います。

 

疲労回復にはメラトニン

 

 

パワフルに活動できる人とそうでない人の一番の違いは、私は「睡眠」だと思います。昼間パワフルに活動する。でも、夜はきちんと深い睡眠がとれているので、昼間の疲れを完全回復できる。結果として、毎日パワフルに活動できるのです。

 

一日中パワフルに活動できる人の特徴は睡眠をうまくとれている事だと解説されています。

 

僕も、睡眠を中心に生活を考えるようになってから、日中のパフォーマンスがかなり改善されたのを実感しています。

 

脳の神経のみならず、脈拍、体温、血圧を低下させる事で、睡眠と覚醒のリズムを上手に調整し、自然な眠りを誘う作用があります。全身の臓器を休息モードに切り替えるのです。こうしたことから「睡眠物質」「眠りを誘うホルモン」と呼ばれています。

 

メラトニンについてはこのように解説されています。

 

メラトニンがしっかりと分泌されて、休む体制を整えることが良質な睡眠を取るコツとのことです。

 

セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから作られ、そのセロトニンからメラトニンが作られます。つまり、メラトニンの原料はセロトニンなのです。

 

メラトニンの原料はセロトニンになるとのことなので、セロトニンをまず分泌させておくことが大事とのことです。

 

そのセロトニンを活性化する方法は、たったの3つと紹介されています。

 

  1. 日光を浴びる
  2. リズム運動
  3. 咀嚼

 

この3つを日中に意識して行うことでセロトニンを活性化することができるとのことです。

 

僕の場合、朝起きたら日光を浴びて、ピラティスをやり、外に出て軽くウォーキング、その後朝食よく噛んでとってセロトニンを十分に活性化してから作業に入るようにしています。

 

これをやると、驚くほど頭がスッキリした状態で作業ができるようになるんですよね。

 

『セロトニン活性化』が効果として出ているんだと思います。

 

ひらめき、アイディアを生むにはアセチルコリン

 

 

仕事術的に言えば、「認知機能」や「ひらめき」、作業の効率や創造力・発想力と関わってくる脳内物質です。アセチルコリンをコントロールできると、「仕事がはかどる」「ひらめきを得る」といったメリットが得られるはずです。

 

アセチルコリンについてはこのように解説されています。

 

午後になると脳は疲れてきて、高度で論理的な作業効率はみるみる低下していきます。実は、午後から夜にかけては、アセチルコリンが分泌されやすくなってきます。午後にちょっと眠気が差すような状態というのは、アセチルコリンの活性が高まって、シータ波が出やすい状態とも言えるのです。

 

ここは重要なところで、午後の時間に脳が疲れてボーッとしてくるのはひらめきやアイディアを出すためにチャンスの時間と言えるというところです。

 

午前中は、論理的で集中力が必要になる重要な作業、午後はアセチルコリンが活躍する「創造的作業」をするようにすると良いということです。

 

僕の場合、午前中は集中してブログ記事を作成する時間、午後はゆっくりと読書をしながらアイディア出しをする時間、夜はゆっくりとリラックスする時間に当てるようにしています。

 

運動は脳内物質を作る最強の習慣!

 

 

運動によってドーパミン以外にも集中力や想像力を高める「アセチルコリン」が分泌されます。また、「セロトニン」も活性化しますし、少々ハードな運動をすれば脳内麻薬と呼ばれる「エンドルフィン」も分泌されます。30分を超える有酸素運動では、脂肪の分解を促進する成長ホルモンも分泌します。

 

運動をすることでこれだけ多くの脳内物質を分泌、活性化することができるので運動をしなければ損ですね。

 

僕の場合、午前中の作業が終わったら、場所を変えてセロトニンを活性化するのと合わせて、自転車を30分漕いで移動することをして脳内物質を分泌させるようにしてみています。

 

午後はカフェでゆったりと過ごし、夕方にまた自転車を漕いで帰ってきてから軽くピラティスで身体を動かす。夕食をとって余力があれば簡単にできる作業をするといった形にしています。

 

まとめ

 

 

今回は、科学的根拠に基づいた脳に良い習慣がわかる本『脳を最適化すれば能力は2倍になる』を紹介しました。

 

この本を読むことで、脳内物質をうまく使って生活することができるように時間の使い方、生活習慣を変えることができます。

 

今回紹介した内容はほんの一部で、生活に活かせることがたくさん紹介されていますので、これから生活習慣を変えて、人生を充実したものに変えていきたいと思ったあなたはぜひ購入して実践してみてください。

 

行動しなければ人生変わりません。本を読んだら行動に移して人生変えていきましょう!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます!

 

この本はKindle Unlimitedで読むことできますよ↓

 

 

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三好 裕也

日本の理学療法士・ピラティスインストラクター。藤沢市の整体ピラティスサロン「Miyoshi整体サロン」を運営。YouTube登録者8万人突破! →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

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