【腰椎誘導療法】腰痛の屈曲タイプに対する調整で意識しておくべきところまとめ


こんにちは、みよしです。

今回の記事の目的は、自分がカイロプラクティックのテクニックについて学んだことをまとめておくことで、頭の整理をしたかったのと、意識しておくべきことを復習できるようにしたかったってところです。

なので、主には自分のために書くんですが、カイロプラクティックの技術を学ぼうとしている初心者の方にとっての気づきにも繋がる記事になればいいなと思っています。

腰痛の分類

腰痛は、

  1. 体幹を屈曲した時に痛みが出る屈曲タイプ
  2. 伸展したときに痛みが出る伸展タイプ
  3. 回旋したときに痛みが出るタイプ
  4. 複合タイプ

の4つがあります。

腰痛の患者さんを診るときには、どのタイプなのかと言う評価をまず行って、それに対して腰椎の誘導の仕方を変えていくことで治療することができます。

今回は、屈曲タイプに対する腰痛誘導療法のポイントです。

腰椎誘導療法の目的、神経分布の確認

目的意識を持って効果を具体的にイメージできるようにしておく

まず、何を目的に治療していくのか具体的にイメージできるようにしておくことが大事ですね。

腰椎誘導療法の目的は、腰椎の可動域を広げることで神経系の働きを回復させて腰部の筋を正常な状態に戻していくことにあります。

腰椎の可動域が広がることで、体幹の屈曲が行いやすくなることと、極間が広がるので腰髄から繋がる神経が働きやすくなります。

腰椎から出る神経

https://funatoya.com/funatoka/anatomy/spalteholz/J955.html

腰椎からは腰神経叢、仙骨からは仙骨神経叢が出て坐骨神経になります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/麻痺#腰神経叢

腰背筋は大きい筋肉ですので、各レベルから神経が出ていると考えられます。

特にL1〜S3までは腰部〜殿部、下肢後面筋につながっていくので、動きが悪いと筋肉に影響が起こります。

脊椎が動いてくると、筋肉の問題が解消されます。

腰痛時に痛みが出やすい筋肉と神経支配

腰腸肋筋

腰腸肋筋は、胸神経と上位腰神経の後肢となっているので、痛みの出ているThレベルから上位腰椎まで治療してあげると良いですね。

胸最長筋

最長筋も胸部、腰部脊髄神経の後肢となっているので、痛みの出ているレベルの脊椎の治療を行なっていきます。

腰方形筋

腰方形筋はT12〜L1、L2の治療をすることによって効果が得られると考えられます。

広背筋

広背筋は、胸背神経(C5〜C8)とC6〜C8なので、頸椎レベルの治療をすることにより効果があると考えられます。

大殿筋

中殿筋

梨状筋

閉鎖筋、双子筋

L5〜S1〜3レベルまで治療をしてあげると良いです。

腸肋筋、最長筋は疼痛部位に応じた脊椎、他はTh12〜S1レベルまで治療してあげると良いですね。

どこの極突起が動きにくいかと、疼痛部位を照らし合わせながら治療できるようにしていきたいですね。

腰痛屈曲タイプに対する腰椎誘導療法の方法

症状や緩めたい筋肉によって場所は変わってきますが、L3〜S1あたりまで治療してあげると腰痛や坐骨神経痛に効果があります。

方法は、

  1. 患者さんは座位姿勢で体幹最終域よりやや伸展位になってもらう(極間が開いている方が可動域が広がりやすい)
  2. 極突起の下端に母指の先端が当たるようにします
  3. 母指の腹は皮膚に接触した状態
  4. 皮膚に余裕があるとうまく極突起が押せなくなるので皮膚のゆとりはとっておく
  5. 指先に力が入ると痛みが出やすいので、力を抜くように
  6. 母指を屈曲させた状態から伸展させて極突起を上方に押し上げます
  7. 硬い背骨はなかなか動かないので動くところまで押せばOK
  8. 動きにくい関節は軽めに5回ポンピングするか、最終域で10秒くらい待つといい
  9. 基本的に骨なので可動域は1〜2ミリ程度を意識する

ある程度練習を積まないと、どの程度背骨が動いているのかが指先でわかるようになりません。

毎回、どの程度背骨が動いているのか?を意識して指先で感じ取るようにしていくと、段々この程度で押せばいいのか!と感覚が掴めるようになっていきます。

腰椎屈曲を誘導する際に意識すると良いのは、

極突起下端のさらに深いところまで指先を入れてから持ち上げることです。

これを意識しておかないと、ただ極突起の表面をなでているだけになってしまって、腰椎の屈曲がうまく誘導できません。

指を少し潜らせる意識を持つことが大事だと感じています。

まとめ

  1. 各背骨から出る神経分布の確認
  2. 腰椎誘導は指先の力を抜いて、わずかな背骨の動きを感じ取るように意識
  3. ひたすら練習!

今回まとめて、脊椎と筋肉を繋ぐ神経の分布がだいたい頭に入ったので、これを意識して治療を練習していきたいと思います^^

カイロプラクティックを学んだことで、筋肉、筋膜、皮膚に対してだけでなく、背骨や骨盤からもアプローチができるようになったので患者さんを救える可能性がグンと上がりました!

こうやって、1つ1つ視野を広げていっていろんな角度から評価、治療をできるようにしていきたいと思います。

また更新します!