理学療法

足関節背屈制限を改善する!後脛骨筋、長趾屈筋の評価、治療・リリース方法!

三好 裕也

日本の理学療法士・ピラティスインストラクター。藤沢市の整体ピラティスサロン「Miyoshi整体サロン」を運営。YouTube登録者8万人突破! →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

こんにちは、みよし(@yuyampt)です。

最近は極限に生活費を抑えることを考えつつ、YouTube、ブログでのコンテンツ作りを中心に時間を使っています。

都内でもシェアハウスなら2万円で住めるようですし、今後は月5万以内で生活しつつ、コンテンツ作りに集中しようと考えています。

さて、今回は足関節背屈制限の改善方法の紹介です。

以前にも紹介したかもしれませんが、再度動画を交えて紹介していきたいと思います。

よくあるアプローチで足関節背屈の他動的なストレッチや背屈板に乗ってもらってROMを広げる方法がありますが、あれではなかなか足関節背屈可動域って広がらないですよね。

プラットホーム上で行う足関節背屈ストレッチや背屈板に乗ってもらうだけでは背屈可動域が改善できないのには理由があります。

足関節周囲のどこが原因で制限が起きているのかが特定できていないことと、組織の硬さが改善できていないからです。

まず大事なのは、制限因子となっている組織はどこなのかということを知るために原因となりやすい組織を知ることです。

さて、原因となる組織と評価、治療の方法を1つ紹介していきますね!

足関節の評価、治療が苦手な場合は、この書籍を読むと足関節の可動域制限に関わる組織を理解することができますよ↓

足関節背屈制限を改善する後脛骨筋、長趾屈筋の評価、治療・リリース方法を動画で解説!

チャンネル登録よろしくです^^

足関節背屈制限は内果周囲の組織が原因となることが多い

↑後脛骨筋

↑長趾屈筋

内果の後方にある腱が硬くなっていることが原因で背屈制限が生じていることが多いです。

ここの硬さは要チェックです。

足関節背屈制限の評価、後脛骨筋・長趾屈筋

伏臥位でプラットホームから足関節を出してもらう

プラットホームから足関節を出してもらうと操作がしやすくて評価しやすいですよ。

後脛骨筋、長趾屈筋の触診、左右差の確認

写真のように左右の後脛骨筋、長趾屈筋を同様に触診して硬さをチェックします。

足関節背屈時の抵抗感、可動域の確認

最終域での抵抗感や可動域の確認をします。左右差をよく見て、左右の違いをチェックしていきましょ。

最終域での張り感はどうか

長趾屈筋、後脛骨筋を触診したまま最終域まで持っていって、張り感が強くなるようなら可動域制限に関わっている可能性が高いです。

後脛骨筋、長趾屈筋の治療、リリース方法

内果から剥がすように動かしてあげる

内果からはがすように動かしてあげるといいです。

特に内果周囲の骨折をした人は周囲の組織と癒着を起こしていることが多いのでここが可動域制限の原因となっていることが多いです。

柔軟性をある程度改善したら関節運動をして筋動かしてあげる

リリースしてある程度柔軟性を改善したら関節運動を他動、自動共に行ってあげて筋肉をよく動かしてあげましょ。

関節運動を行うことにより、筋肉がよく動いて滑走性が向上します。

最後に

今回はまた1つ足関節の背屈制限の改善方法を紹介しました。

外傷やOPE後の患者さんの場合、創部周囲の癒着や固定期間中に組織の拘縮が起きているケースが多いので、組織の硬くなっている部位を評価して柔軟性を改善してあげることが大事です。

どれだけで時間が経っていても、硬くなっている組織の硬さは改善できますが、硬くなりすぎないうちに改善しておいてあげたいですね。

これからもうまくいった方法を動画やブログで紹介していきますね〜

それではまた明日!

ご訪問ありがとうございます^^

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三好 裕也

日本の理学療法士・ピラティスインストラクター。藤沢市の整体ピラティスサロン「Miyoshi整体サロン」を運営。YouTube登録者8万人突破! →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

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