理学療法

理学療法士学生が実習前に知っておきたい心構えと実習中の過ごし方!

三好 裕也

理学療法士・整体師・ピラティスインストラクター。藤沢市「Miyoshi整体サロン」代表。痛みやコリ、関節可動域改善が専門です^^ →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

こんにちは、みよし(@yuyampt)です。

今回は、理学療法士学生さん向けに実習前に持っておくと良い心構えを紹介します。

初めての実習は不安ですよね。

僕は理学療法士6年目で、バイザーも何度か経験しました。

今回はバイザーや実習地の職員から見た実習生の立場として持っておいてほしい心構えを伝えておきますね^_^

[box class="blue_box" title="この記事から得られる事はこんなこと!"]

  • 実習に対してのプレッシャーが減る
  • 実習までにやっておくべき事がわかる
  • 実習中にどうやって振る舞えばいいのかわかる
  • 実習中の過ごし方の注意点がわかる

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理学療法士学生が知っておきたい実習の心構え

ぶっちゃけ、挨拶ができればOK

ぶっちゃけ、実習生は挨拶がちゃんとできてれば合格できると思います。

検査測定とか評価、治療って実習に学生のうちに2回、3回くらいしか来ないですよね。

その数回で検査、測定、評価、治療をうまくやれって言われたってそもそも無理なんですよ。

経験が少ないんだからできなくて当たり前です!

だから、実習でうまく検査、測定をしなきゃ!評価、治療をしっかりできなきゃ実習受からないんじゃないか??って考えすぎなくて大丈夫ですよ^^

バイザーは検査、測定ができないからって怒ったりしませんよ。できなくて当たり前です。

できないところをできるようにするために実習ってあると思うので^^

ただし、基本的な検査項目はできるようにしておこう

ただし、基本的な検査項目はできるようにしておきましょ。

特に脳卒中、整形外科疾患あたりに対する検査項目は最低限できるようにしておくと良いです^_^

評価実習からは麻痺の評価(Br.stage)、感覚検査、腱反射、筋力評価(MMT)、周径は押さえておいた方が良いです。

基本的なところができていないと「あれ、大丈夫かな??」って心配になってしまうので、上記の基本的な検査は1通りはできるようにしておきましょ。

それ以外のところはそこまでしっかりできなくても問題ないと思いますよ。

わからないことは積極的に聞こう!

実習生の頃って、何か質問されたことに対してしっかり答えなければ!って気持ちが強いと思います。

でも、わからないことは正直にわからないでいいと思うんです。

答えられないとバカな学生だと思われるんじゃ、、、とか成績が下がるんじゃ、、、とか考える必要は全くないですよ。

答えられなくて当たり前です。答えられないから成績下がるってこともほとんどないですし、何より実習で優先するべきことは成績よりも経験を積むことです。

一番最初に伝えたように実習は挨拶と本当に基本的な検査ができれば単位は取れます。

だから成績のことは気にせずに、自分のことを気にするのではなく、実習でたくさんの良い経験を積むことに集中してみてくださいね^^

どんどんわからないことは聞いて、自分がやったことないことにどんどん挑戦してみてください。

それが自分にとって貴重な経験になるはずです。

実習中の注意点:睡眠時間は削らなくていい!!

睡眠時間を削ることは無駄でしかない

よく、実習中の睡眠時間は平均で2時間とか3時間でした、、、という経験談を聞きます。

聞いただけでなく、僕も実習中の睡眠時間は3時間とかにしてしまっていたのを覚えていますww

でも、今考えると無駄なことをしていたなーって思いますね。

睡眠時間を削って勉強することほど無駄なことはないと思っています。

睡眠時間を削れば削るほど、次の日のパフォーマンスは落ちます。

睡眠時間削って勉強しても、実習中眠くて自分の検査、測定、評価、治療の時間に集中できないんじゃ勿体無いですよね!

睡眠時間は十分取るようにしてくださいね。最低でも7時間は寝ましょ!

おすすめの実習スタイルは断然、朝型スタイル!

実習から帰ってきたらもうヘトヘトだと思うので、飯食べてシャワー浴びて速攻寝る!

睡眠時間を最低でも7時間以上は確保して、朝しっかり起きる!

朝の3時間くらいを使って集中してデイリーとレポート、文献検索を終わらせる。

このスタイルがおすすめです^^

実習期間中の夜なんてもうヘトヘトで集中力なんて持つはずがないです。

十分休んで、集中力のみなぎっている朝に宿題を終わらせること。

朝のうちに終わらなかったら終わらなかったでOKです。

実習の目的は自分の経験値を増やすこと

実習の目的は良い成績を取ることじゃないです。実習でどれだけ自分にとっての良い経験値を積むことができるか、実習の経験をどれだけ自分の身にできるかですよね?

そこまで自宅での勉強は頑張りすぎなくて大丈夫ですよ。

自己学習よりも、実習中の経験を優先してください。

自分の成績がどうとか、バイザーからの評価がどうとかを気にするよりも、自分がいかに実習で経験値を積めるかに集中してみてください。

そしたら自然と優先すべきことが見えてくるはずです。

まとめ

今回は、実習生が知っておきたい実習の心構えを紹介しました。

実習中はどうしても成績のこととか、バイザーの評価とか気にしてしまいがちかと思いますが、気にしなくて大丈夫ですよ。

心配しなくてもあなたなら絶対単位取れます。

だから、成績のため、自分の評価のためじゃなくて、実習を自分の良い経験値として身にするために課題や学習、検査、評価、治療といった経験をしてきてください。

実習期間の時間を嫌々過ごすのではなく、自分の成長のために投資していることを自覚して毎日過ごしてきてください。

それだけで嫌々実習に行っている人との差がめちゃめちゃ大きなものになります。

あなたが充実した実習生活を送ることができることを祈っていますね^^

今回は以上になります。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

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三好 裕也

理学療法士・整体師・ピラティスインストラクター。藤沢市「Miyoshi整体サロン」代表。痛みやコリ、関節可動域改善が専門です^^ →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

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