こんにちは、三好です。僕はピラティスインストラクターをとって半年くらいになりますが、この半年で確実に自分の運動療法が変わったのを実感しています。
先日、下記のTweetをしました。
ピラティスを始めると自分の身体がわかるようになります。
骨盤の位置、傾き具合、背骨の曲がり具合、胸の張り具合はどの程度が良いのか?
どの程度なら腰痛、肩こりが起きにくいのかがわかります。
一般の人にもおすすめだし、セラピストにはもっとおすすめ。まずは自分の身体を知る事。
— 三好 裕也 (@yuyampt) 2018年8月11日
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ピラティスを始めると自分の身体がわかるようになります。
骨盤の位置、傾き具合、背骨の曲がり具合、胸の張り具合はどの程度が良いのか?
どの程度なら腰痛、肩こりが起きにくいのかがわかります。
一般の人にもおすすめだし、セラピストにはもっとおすすめ。まずは自分の身体を知る事。
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ピラティスを始めることで自分の運動療法の幅を広げることが可能です。それ以外にも多くのメリットがあります。今回はピラティスを始めることの重要性を解説していきます。
理学療法士がピラティスを始めることの重要性
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結論から言うと、
- 運動療法の幅が広がる、質が深まる
- 自分の身体を理解することができる
- 働き方の選択肢が広がる
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順にみていきます。
運動療法の幅が広がり、質が深まる
結論から言うと、自分の持っている運動療法のレベルがグンと上がります。
ピラティスにはマットエクササイズ、プロップス、チェア、バレルといった種類があり、道具を使うものから使わないで行えるものまであります。
マットエクササイズではマットの上で行うことができるエクササイズを学びます。ピラティスには団体がたくさんありますが、PHIピラティスのマットエクササイズでは30種類のエクササイズを学ぶことができます。
仰臥位、伏臥位、側臥位、座位、プランク、ローリングといった姿勢別に行うことができるエクササイズを学びます。臨床でプラットフォーム上で行えるエクササイズが数多くあります。
自分の身体を理解することができる
ピラティスを始めることで自分の身体を理解することができます。
理学療法士は患者さんやクライアントさんに身体の使い方を教える仕事をします。教える人が身体の使い方を知らないって問題ですよ。身体の使い方を知らない人に教えてもらう運動では良い運動ができるはずがありません。
まずは自分の身体を知ることです。自分の身体の使い方、運動の仕方を知ってから人に教えてあげましょう。そこでとても役に立つのがピラティスです。
働き方の選択肢が広がる
ピラティスを始めることで働き方の選択肢が広がります。
僕の場合、5年理学療法士として働いてからピラティスインストラクターを取りました。今までは理学療法士として働くという選択肢しかなかったのが、いまではピラティスインストラクターとしてピラティススタジオやフィットネスジムで働くという選択肢が増えました。
医療の分野だけでなく、フィットネスの分野で活動していくのもアリだなと視野が広がります。ピラティスインストラクターの資格をとる際にスポーツトレーナー、フィットネストレーナーの方との交流をすることができるので理学療法士以外の働き方についても知ることができます。
僕の場合、ピラティスインストラクターをとって一番よかったと感じているのは、一般の方にも通じる運動を教えることができるようになったこと。
病院で働いていると、一般の方向けより一つレベルを落とした運動を提供することが多いです。一般の方ができるようなエクササイズの提供には弱いところがありました。
ピラティスを経験することで一段階上のレベルのエクササイズの提供ができるようになります。経験を積めばスポーツ選手へのエクササイズの提供にも繋がります。
自分の視野を広げるために、ぜひピラティスを始めてみてください!
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