筋の柔軟性、伸張性低下に対して超音波療法を3分使う事で劇的にROM制限が改善できる!


こんにちは、理学療法士の三好です!皆さん超音波使ってますか?案外、病院で働いていて超音波治療器があるのに使っていない人もいると思います。

 

今回お伝えしたいのは、超音波治療が適応の患者さんを担当していたら絶対使っておくべき!という事です。徒手療法も大事ですが、温熱療法を併用する事で格段に効果が上がりますので、ぜひ検討してみてください。

 

超音波療法のメリット

 

可動域制限の改善に対して即時効果が高い

 

超音波療法は、短時間で硬さや疼痛を軽減してくれます。確実に徒手より早いです。

 

最近、膝関節の伸展制限のある患者さんで、特に大腿二頭筋や、半腱様筋、半膜様筋の硬さ、短縮が原因となっている方をよくみます。徒手で緩めてからストレッチでも徐々に改善させることは可能ですが、短時間で改善しようとすると痛みを伴うことが多いです。時間が結構必要になります。

 

原因となっている筋の硬結している部位を確実に触診し、そこに当てることができれば3分程度ですぐに改善します。

 

超音波療法の使い方

 

超音波の設定

 

簡単です。

  • 筋の柔軟性改善狙いだったら、3MHz×5分程度。
  • それより深層の組織狙いだったら1MHz

 

周波数の高い方が組織に吸収されやすいので、表層の組織に効果が出やすいです。

 

超音波療法の効果的に使う方法

 

超音波療法はとても即時効果の高いものですが、それを効果的に使うためには原因筋の特定と、その筋の中でもどの部位が硬くなっているのか?を評価することが必要です。

例えば、大腿直筋とか、ハムストリングスって長くて大きい筋肉なので、硬いからって超音波を使うってなっったら、かなり広範囲に当てなくちゃならない。

 

でも、大腿直筋の中でもどこが硬いのか、どこが硬くて制限になっているかわかれば、そこに集中して超音波を当てて改善することが可能になります。当てている部位がしっかりしていれば数分で改善されます。

 

物理療法×触診技術

 

物理療法の前に触診が大事

 

物理療法と触診て関係あるの?って思う方もいると思いますが、触診はかなり大事。可動域制限の原因となっている部位の特定を触診でできなければ、いくら超音波の効果が高くても改善されません。

 

触診によって原因の特定ができるように日々の臨床で触診技術を磨きましょう。

 

触診技術を磨くのにおすすめのアプリ

 

触診を練習するのにおすすめなのが、ヒューマン・アナトミー・アトラスです。

 

私は臨床中、こっそりアトラスを見ながら走行を確認して触診したり、患者さんにも見てもらい、オリエンテーションをしながら治療を行なっています。*事故や、迷惑がかからないように、スマホは必ず機内モードにして使ってます。

 

患者さんにもアトラスを見てもらいながらオリエンテーションすると、イメージがしやすくてわかりやすいと言っていただけるので、ストレッチやマッサージをする前にアトラスを見てもらいながら、簡単な説明をしてから治療をするようにしています。

 

こんな感じでアトラスのようなアプリを使って、筋肉のイメージも見てもらうと情報を共有しやすくなり良いオリエンテーションになると思います。何よりより良い治療につながるのが一番ですよね!

 

最後に

 

まずは触診技術を磨いて、原因を特定できるようになったら物理療法も積極的に使っていきましょう!

 

おすすめの書籍

 

運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹