【臨床で使える】筋膜ラインを意識してみる事で大まかに人の身体の使い方、特徴を捉える方法


こんにちは、理学療法士の三好です!今回は筋膜の繋がりについてです。アナトミートレインなんかで筋膜について勉強しているはいいけど、臨床でどう使うの?って悩みないですか?今回は、筋膜について勉強したら、それをどう臨床に活かしていくのか、その方法について紹介します!ぜひ臨床に活かしてください!

 

筋膜ラインの種類

  • フロントライン
  • バックライン
  • ラテラルライン
  • ディープフロントライン
  • アームライン

前後左右、浅部、深部、上肢といった形で大まかに分かれています。頭から足先までうまく力が伝わるように筋膜でつながっています。

 

臨床での使い方

 

どのラインを優位に使っているか

 

患者さん一人一人、各ラインのどの部分を優位に使っていて、どの部分を使っていないのかを姿勢、動作を観察して見ます。そうすると、その人の身体の特徴を筋膜の繋がりを通して見ることができるようになってきます。

 

例えば、、、高齢者になると安静時から頸部、体幹が屈曲傾向の強い方は多いと思いますが、フロントライン(前方の筋膜の連結)を優位に使うことでバランスを取っています。

 

こういう方に対しては、前方の筋膜を緩めて、背部の筋緊張を入れてあげる、そのあとに頸部の位置等バランサーの調整をすることで骨配列が整い、より楽な姿勢をとることができるようになります。

 

筋膜リリース

 

筋、筋膜性の疼痛に対して筋膜をリリースすることで改善することができます。

 

ラテラルラインの例

 

例えば、大腿筋膜張筋に荷重時痛が生じている方がいた時に直接大腿筋膜張筋をリリースしても痛みが取れない、左右の筋膜張筋の硬さもあまり変わらない場合、そこが原因でないことがあります。

 

筋膜で考えると、ラテラルラインの繋がりで見て、臀筋や腓骨筋に問題があることがあります。触診して、腓骨筋に硬さがある場合、そこをリリースしてあげることで疼痛が改善することは結構あります。

 

このように、筋膜の繋がりを見て、触診して、硬い部位を見つけたらそこをリリースしてあげる。疼痛を生じている部位が原因でないことは多いので、筋膜ラインを意識して他の部位も見ていくようにすると今まで改善しなかった痛みを改善することができるかもしれません。

 

最後に

 

筋膜の繋がりを知ることで色々と臨床に応用することができます。姿勢、動作を見るだけで大まかにその人の特徴を捉えることができるようになりますし、疼痛治療にも有効です。ぜひ、実践してみてください!