こんにちは、三好裕也です。
先日、ふらっと韓国へ一人旅に出ていました。新しい景色、文化、人との出会い。そんな刺激的な時間の中で、僕は改めて「人生における幸せとは何か?」ということについて深く考えていました。
今日は、その旅を通じて僕の中で確固たるものとなった、人生を最高に楽しむためのサイクルについてお話ししたいと思います。
目標達成の罠:夢への「過程」を楽しめていますか?
多くの人が「夢」や「目標」を持っています。それは素晴らしいことです。でも、時として僕たちはその目標を達成すること自体に囚われ、そこへ至る「過程」を犠牲にしていないでしょうか?
「夢のために、今は我慢だ」 「辛いけど、目標達成のためなら仕方ない」
もし、そんなふうに感じているとしたら、少し立ち止まって考えてみてほしいのです。僕が思うに、**夢や目標は、あくまで自分自身が幸せになるための「ツール(道具)」**でしかありません。
夢や目標は、今を楽しむためのツールとして使うことが大事!
そのツールを使う過程が苦痛で、楽しくないのであれば、それは本末転倒。大事なのは、その目標に向かって進む毎日が、ちゃんと「楽しい」「満たされている」と感じられることです。
まずは「自分のコップ」を満たすことから
では、どうすれば日々を満たされたものにできるのか。 僕がたどり着いた答えは、非常にシンプルです。
「まず、自分のコップを一杯に満たすこと。そして、その溢れた分で、周りの人々を満たしてあげること」
自分が空っぽの状態で、誰かを幸せにすることはできません。まずは、自分自身が心から満たされる活動に時間とエネルギーを注ぐ。そうして自分が満たされると、自然と「この楽しさを誰かにシェアしたい」「この経験を誰かのために役立てたい」という気持ちが湧き上がってきます。
この**「自分を満たす → 他者を満たす」という循環**こそが、人生を豊かにしていくための鍵なのだと、僕は確信しています。
僕の「満たされていること」と「唯一欠けているもの」
この考え方を基に、僕は自分自身を客観的に見つめ直してみました。
ありがたいことに、今の僕には生活に困らないだけのお金も、自由に使える時間もあります。理学療法士やピラティスインストラクターというやりがいのある仕事、そして海外旅行やハイキングといった大好きな趣味もある。全体的に見れば、僕のコップはかなり満たされている状態です。
しかし、あえて**「欠けているピース」**を挙げるとするならば。
それは、**「身近な仲間や友人との、何気ない繋がり」**でした。
昔からの友人は遠くに住んでいたり、ここ数年は、休日に「ちょっと会って遊ぼうよ」と気軽に声をかけられるような存在が近くにいませんでした。
ふとスマートフォンの写真フォルダを見返すと、心が震えるような良い写真、満たされていると感じる瞬間の写真は、決まって誰かと一緒に写っているものでした。美しい景色だけの写真も良いけれど、やはり人との繋がりの中で生まれる笑顔こそが、僕の心を最も満たしてくれるのだと、改めて気づかされたのです。
僕が「自分を満たす」ために実践していること
この気づきから、僕は意識的に「自分を満たす活動」に時間を使うようになりました。具体的には、以下のようなことです。
- 新しい体験と学び 今回の韓国旅行のように、未知の世界に飛び込むこと。新しい本を読み、知識を吸収すること。この「新しい刺激」が僕に成長と変化を実感させ、最高の充実感を与えてくれます。
- 自然との対話 都会の喧騒を離れ、美しい自然の中を歩くハイキング。心と体がリセットされ、思考がクリアになっていくのを感じます。
- 心身のセルフケア 十分な睡眠、体のメンテナンス、そして毎朝こうして自分の内面と向き合う時間。自分を大切に扱うことが、全ての基本です。
これからの生き方:「体験→共有→繋がり」のサイクルを回す
これからの僕は、この「自分を満たす」という土台の上に、新しいサイクルを築いていきたいと思っています。
- 自分がワクワクする新しい体験や学びを、積極的に追求する。(自分を満たす)
- そこで得た経験や気づき(成功も失敗も全て)を、ブログやYouTubeで共有していく。(他者を満たす)
- その共有が誰かの喜びとなり、新しい人との繋がりが生まれる。(繋がりが自分を満たす)
この**「体験 → 共有 → 繋がり」のサイクル**を回し続けること。 それが、僕という人間を輝かせ、人生をさらに面白くしていく道だと信じています。
あなたにとって、「自分を満たす活動」とは何ですか? ぜひ、あなた自身のコップを満たすことから始めてみてください。きっと、そこから新しい世界の扉が開くはずです。