理学療法

【足関節内反制限改善】腓骨遠位端骨折OPE後で腓骨筋、ヒラメ筋間の癒着に対するアプローチで改善がみられたので報告

三好 裕也

日本の理学療法士・ピラティスインストラクター。藤沢市の整体ピラティスサロン「Miyoshi整体サロン」を運営。YouTube登録者8万人突破! →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

こんにちは、三好です。僕は理学療法士6年目になりますが、足関節の可動域制限を抱える患者さんも数多くみてきました。今となっては足関節の可動域制限の改善が得意になっています。

 

先日に下記のTweetをしました。

 

 

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腓骨遠位端骨折の方の内反制限に対して、遠位だけでなく腓骨起始部から中間、ヒラメ筋との筋間の硬さのチェックも大事。

そこの癒着、滑走不全、筋膜の硬さを改善する事で内反制限の改善がみられました。

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可動域制限を改善する為のポイントは患者さんによって変わってきますが、今回は腓骨筋とヒラメ筋間の癒着に対するアプローチによって内反制限が改善できたので解説していきます。

 

腓骨筋、ヒラメ筋間の癒着に対するアプローチ

 

 

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アプローチのポイント

  • 筋間の癒着の改善
  • 腓骨筋遠位だけでなく近位の硬さの確認
  • ヒラメ筋の硬さの改善

[/voice]

 

腓骨筋、ヒラメ筋間に癒着があると可動域制限が生じる

 

 

腓骨筋ヒラメ筋間に癒着があると可動域制限が生じます。筋間の滑走不全により可動域に影響が出ているので、筋肉をしっかりと動かしてあげて、癒着を改善してあげることが必要です。

 

特に長腓骨筋とヒラメ筋で下腿の上部から中間のあたりで筋肉同士が接している部分。ここが硬くなりやすく、滑走不全が生じます。

 

腓骨筋、ヒラメ筋の癒着改善方法を動画にて解説

 

 

腓骨筋起始部の硬さを確認する

 

腓骨筋の遠位だけでなく、近位の硬さを確認しましょう。

 

遠位の創部周囲は硬くなっている事が多いですが、近位も硬くなっています。遠位が癒着する事で筋の滑走不全が生じている場合、近位も筋収縮がうまくできず硬くなっている事が多いです。

 

ヒラメ筋の硬さを確認する

 

ヒラメ筋の硬さも確認しましょう。ヒラメ筋は腓骨筋と隣り合うように走行しています。

 

腓骨筋とヒラメ筋間だけでなく、ヒラメ筋自体も硬くなっている事がよくあります。

 

足関節の固定により筋収縮を行えていなかった事による影響が大きいと思いますので、足関節固定中は周囲筋の硬さを予防するようにマッサージを行なっていきましょう。

 

創部周囲も忘れず!

 

近位へのアプローチは忘れず。

 

今回紹介したのは遠位部へのアプローチですが、硬さの程度としては近位や創部周囲の影響が大きいので、そちらへのアプローチを忘れずに行いましょう。

 

創部周囲の硬さを改善するのと合わせて、近位部のチェックを忘れず行いバランスよく改善していってあげるのが良いと思います。

 

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