【レビュー】人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

三好 裕也

理学療法士・整体師・ピラティスインストラクター。藤沢市「Miyoshi整体サロン」代表。痛みやコリ、関節可動域改善が専門です^^ →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

今回は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているというふろむださんの書かれた書籍のレビューをしていきます。

 

この本、めちゃ面白いので本当におすすめです。

 

 

著者のふろむださんは分裂勘違い君劇場というブログを運営している人です。

 

この本を読む事で、自分の目標を達成するためにうまく世の中を渡っていく術を学ぶことができます。すぐに実践できることが多く書かれているので為になるのと、単純に読み物として面白いです。

 

下記から僕がこの本から得たことを解説していきます。

 

人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている目次

 

 

目次は上記の通りです。

心理学に関する専門用語がたくさん出てきますが、その都度専門用語の解説をしてくれますので、心理学の勉強になります。

 

この中から僕が為になった、すぐいかせそうと思ったところを一部紹介します。

 

はじめに

 

「人々が自分に対して持っている 、自分に都合のいい思考の錯覚 」は 、一種の資産として機能するということだ 。本書では 、これを 「錯覚資産 」と呼ぶ 。

 

この本では錯覚資産という言葉が出てきます。どうやら、

人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚は資産になるということらしいです。

 

自分に都合のいい思考の錯覚?なんのこっちゃー。って感じだと思いますが、この本ではこの辺りのことについてわかりやすく説明してくれていますのでご安心を。

 

簡単にいうと、自分の持つ資格や実績とかが当てはまります。例えば医者です。医者っていう資格があるだけでその人のいうことはなんでも正しいって思っちゃいますよね。ああいったことが一つの錯覚資産ということだと僕は思います。

 

また、会社には2つの人がいて、

 

・ 【実力タイプ 】本当に実力がある人 。 ・ 【錯覚力タイプ 】実力はないが 、実力があるように見せかける能力のある人 。

 

  • 本当に実力があって、実力を磨いている人
  • 実力よりも錯覚力を磨いて実力があるように見せかけることができている人

 

どうやら実力ばかり磨いていても錯覚力も磨かないと錯覚力が強い人には勝てないらしいです。

 

この発想は自分にはなかったなー。とにかくスキルアップ!資格取得!って感じで突き進んでいました。錯覚力にも目を向けていかないといけませんね。

 

こんな感じで、新しい視点をくれる本になっていますよ!すぐにこちらから購入できます↓

 

 

運ゲーで運を運用して勝つ方法

 

突然ですが、「ハロー効果」って知ってますか?

「ハロ ー効果 」の 「ハロ ー ( h a l o ) 」とは 、あいさつではなく 、後光のこと 。なにか一点が優れていると 、後光がさして 、なにもかもが優れて見えちゃうような錯覚 、というわけだ。

 

ハロー効果:1つのプラスの属性値に引っ張られて 、他の属性値も底上げされてしまう現象 。マイナスのハロ ー効果もある点に注意

 

一応他でも調べてみましたが、ハロー効果とは、「外見のいい人は信頼できる」とか、「専門家の言う事は専門外の事でも信頼してしまう」といったその人の外見、実績、背景にあるものに引っ張られるようにして信頼が底上げされてしまうような効果です。

 

この効果によって、本当に実力がなくても実力があるように見せかけることができるようになるってことをこの本で解説されています。そして、ハロー効果を瞬時に生じさせる方法として「数字を使う」「講演、本を出版する」といった方法があるということが紹介されています。

 

シンプルに 、サイコロを振る回数を増やすことに時間を使ったほうが 、断然 、成功確率は高くなる 。

 

ミソは 、これは運ゲ ーだけど 、 「当たると 、当たる確率が上がる運ゲ ー 」だというところだ 。だから 、いきなり大きく賭けるのは 、損なのだ 。どうせ大きく賭けるなら 、当たりが出て 、確変が入ったときに 、大きく賭けたほうが 、はるかに勝率が高くなる 。

 

僕なりの解釈だと、人生は運ゲーで、実力で何かを掴むと言うよりは考えすぎず、手当たり次第に経験を積みまくって、まずは何か自分にしっくりくるような当たりを見つける。当たりを見つけたらその当たりを伸ばすようにしていけばいい。

 

とにかくまずは場数を積むこと。自分の好きなもの、得意なものがないって人は場数が圧倒的に少ないので、人生の当たりを見つけられていない段階にあるってことだと思います。

 

 

 

幸運を引き当てる確率を飛躍的に高くする方法

 

幸運を引き当てる確率を飛躍的に高くする方法って?

 

1 .人間の直感は 、 「思い浮かびやすい 」情報だけを使って 、判断をする 。
2 .人間の直感は 、正しい判断に必要な情報が欠けていても 、情報が欠けているという感覚を持たない 。

 

人間の直感は結構単純で、面倒なことはできるだけしないようにできているみたいです。だから人間の直感に引っかかるように確率をあげていくことが大事になるということです。

 

僕の場合考えられるのは、

  • 自分の目標達成に繋がる所にいる人と会う頻度を増やす
  • ブログの記事作成数を増やす
  • ブログのPV数を増やすことをまず考える

といった所です。

 

とにかく、人と接触する回数を増やして人が自分のことやブログのことを思い浮かびやすい状態に持っていくことです。そうすることで、自分にチャンスや幸運が回ってくる確率をあげることができるということだと思います。

 

錯覚資産を雪だるま式に増やす方法

 

錯覚資産とは 、 「他人が自分に対して抱く 、自分に都合のいい錯覚 」のことだ 。

 

この本では、錯覚資産とは「他人が自分に対して抱く、自分に都合のいい錯覚」であるとされています。ハロー効果は、例えば自分に何か実績があったり、資格を持っていて専門職であったりするだけで得ることができます。錯覚資産を作るにはそれプラスアルファが必要になるとのことで、その一つが他人の頭の中に自分の事を思い浮かべやすくするということです。

 

僕なりの解釈だと、人に接触する機会を増やしたり、TwitterなどのSNSを利用して自分の情報発信が人の目に触れる機会を増やしたりといった事もこれに当たるかなと思います。接触回数を増やす事で、他人の頭の片隅に自分が記憶され「だれか良い専門家はいない?」といった話になった時に自分に声がかかるようなチャンスが巡ってくる可能性が上がると言う事です。

 

さて、これからやるべきことは、公表できるような数字で具体的に表せる実績を作り、情報発信の量、人と接する量を圧倒的に増やすことです。ハロー効果と思い浮かびやすさを掛け算することで錯覚資産を雪だるま式に増やすことができるということになります。

 

「ハロー効果の強さ×思い浮かびやすさ」で、錯覚資産の大きさが決まる。

 

そして、ここからさらに錯覚資産を大きくするための方法が解説されています。続きは書籍にてお楽しみください!こちらからすぐに購入できます↓

 

 

まとめ

 

 

今回は、人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているのレビューをしてみました。

 

この本は、社会は実力勝負だ!スキルアップ、資格取得して実力をつけて成功してやるぞ!っと意気込んでいた人にとっては新しい視点があることを教えてくれてより広い視野で自分の生き方を見直すきっかけをくれる本だと思います。これからの人生、自分の目標を持って生きている人たちにとってその目標により早く辿り着くためのヒントがたくさん得られることは間違いない本です!

 

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三好 裕也

理学療法士・整体師・ピラティスインストラクター。藤沢市「Miyoshi整体サロン」代表。痛みやコリ、関節可動域改善が専門です^^ →さらに詳しいプロフィールはこちらをクリック

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